ガルーラとは
なんといっても、セレブなリゾート地!
エメラルド色の海岸と険しい岩石が散在するガルーラは、地中海サルデーニャ島の北東部にあります。
マッダレーナ諸島を始点として延々と広がるコスタ・スメラルダ(エメラルド海岸)、野生の山羊が戯れる世界一小さな王国タヴォラーラ島、そしてファミリーや若い観光客でにぎわうサン・テオドロまでの海岸線は毎年多くの人を魅了しています。
VIPでにぎわう海岸線も、よくみると実はとても大事に保護されているんです。
世界中のリゾートが同じようなホテルを建て同じ色に染められていく現代のリゾート地、でもガルーラではビーチ沿いの開拓は最低限に抑えられ「サルデーニャらしさ」を保つように心がけられています。
オフシーズンに誰もいないエメラルド海岸を散歩、なんて贅沢な楽しみ方もオススメです。
でもビーチだけじゃ、もったいない
山と海に囲まれたガルーラの魅力はビーチだけではありません。
真夏の海岸の活気をよそにひっそりとただすむ内陸部、それこそがサルデーニャの文化のエッセンスといえます。
海岸を背に山の向こうへドライブしてみれば、まるで数世紀時間が止まったかのような景色に心を打たれるはず。
車一台がやっと通れる細道にぽつりぽつりと集まる古い家、そのすぐ横で無関心に草をほおばる羊や牛、最初のシャイな挨拶とは一転して心から歓迎してくれるガルーラの人々、そして何百年も作られてきたマンマの手料理を味わえるアグリツーリズモ...
山と海の二つの文化の入り混じるこのガルーラを一度のぞいてみると、あなたもたちまちガルーラの魅力のとりこになるはず。
世界遺産のヌラーゲに代表される無数の古代遺跡
ヌラーゲとは、紀元前1500年から1800年前に古代サルデーニャ人によって建てられた円筒形の建物です。
よくガイドブックでは「外敵から護るために作られた砦」とされていますが、これは想像でしかなく本当は何も証明されていないんです。
紀元前1500年の時点でこの島がそんなに危険な島だったとは考えられない、それに7000ものヌラーゲを作って守るほどの必要はないはずだ、という専門家の意見もあり、いまだに解明されていない謎の古代遺跡としてひそかに注目を浴びています。
ヌラーゲは一メートルほどの大きな岩を積み重ねて円形の塔、もしくは世界遺産にも登録されたス・ヌラージのように村と呼べるほどの大きさのものまで島中に散在しています。
ピラミッド建築よりも昔にそんな技術を持っていた古代サルデーニャ人にも驚きですが、では一体ヌラーゲは何の目的の建物だったんでしょう?
ガルーラの考古学的中心地といえるアルザケーナには数々のヌラーゲのほかにも「巨人の墓」と呼ばれる古代遺跡や古代神殿があります。
(世界遺産ス・ヌラージはサルデーニャ南部のバルーミニにあります)
ガルーラへの道
飛行機でガルーラへ
オルビア国際空港はオルビア市街より車で20分ほど南にあります。
サルデーニャ・オルビア・コスタ・スメラルダ空港のホームページ(英語有)
日本からの乗り継ぎ
日系、アジア系やヨーロッパ系の航空会社を使いヨーロッパ入りをして各地からオルビア行きの飛行機へ乗り換えになります。
ヨーロッパ各地からオルビアへ行く便は特にオフシーズンは少なくなるので事前によく調べる必要があります。
4月から9月にかけてはイタリア国内はもちろんドイツ、フランス、イギリスなどで乗り換えができますが、よく使われる乗り換えパターンは東京−ミラノ−オルビアです。
ミラノでは日本発着と同じマルペンサ空港での乗り換えで、ローコストエアラインeasyjet社やサルデーニャで創立されたmeridian社が飛んでいてオフシーズン中でも便数は多く便利です。
サルデーニャには国際空港があと2つ、首都カリアリと北西の観光地アルゲーロにあります。
どちらもヨーロッパ各地から各航空会社が飛んでいるので旅の予定やルートにあわせて選ぶことができます。
各フライトスケジュールに関しては各航空会社へお問い合わせください。
注)シーズン真っ只中の8月はイタリア本土からの観光客でこの地域はいっぱいになるため、ホテルはもちろん航空券も早めの予約をオススメします。
海でガルーラへ
古くから港町として栄えてきたオルビアやゴルフォ・アランチ、ポルト・トレス(サッサリ県)の港へはイタリア本土の港町からフェリーが運航しています。
イタリア本土からの観光客の多くはフェリーを使って自分の車やキャンピングカーに乗ってくるため、シーズン中はミラノやローマのナンバープレートをよく見かけます。
イタリア本土とあわせての滞在を計画されている場合やコルシカ島とあわせての滞在の場合に特にフェリーはおすすめですが、イタリア本土からサルデーニャまでのフェリーの時間は6時間以上かかる場合が多いので事前のスケジュール調整が必要です。
下記の表は現時点での目安です。各社から最新のスケジュールを収集してください。
| ジェノバ
| オルビア | Moby, Tirrenia |
| パラウ | Tris |
| リボルノ
| オルビア | Moby |
| ゴルフォ・アランチ | Sardinia Ferries |
| チヴィタ・ヴェッキア (ローマ)
| オルビア | Moby, Tirrenia |
| ゴルフォ・アランチ | Sardinia Ferries |
| フィウミチーノ (ローマ)
| ゴルフォ・アランチ | Tirrenia |
| コルシカ島 (フランス)
| サンタ・テレーザ・ディ・ガルーラ | Moby, Saremar |
| マルセイユ (フランス)
| ポルト・トレス | SNCM |
主なフェリー会社のウェブサイト
Moby Lines,
Tirrenia,
SNCM
インフォメーション
宿泊
観光地であるガルーラではオルビアを中心に数々のホテルがあります。
エメラルド海岸近辺は高級リゾートホテルなどクオリティーの高いサービスを提供するホテルが多く、ほかの地域ではリゾートホテルのほかにも色々なレベルのホテルがありますが、料金の安いホテルはオルビアに集中しているようです。
イタリア中がヴァカンスに出る8月は半年以上前からホテルは満室になるのでできるだけ早めに予約をすること、
町によってはシーズン中しかオープンしないホテルもあるので要注意です。
海岸線から少し離れるとアグリツーリズモも利用できます。
一週間以上の滞在、ファミリーやグループでの滞在ならキッチンのあるホリデーヴィラやホリデーアパートメント、レジデンスも便利です。
言語
サルデーニャではサルド語という言語が現在も使われていますが、基本的に共通語はイタリア語です。
サルド語にも各地の方言があり、隣町ですでにまったく違う方言や単語を使うので、家族内や親しい友人と話すときはサルド語、それ以外はサルデーニャ人同士でもイタリア語を使うのがほとんど。
現在でも町の名前や料理の名前はサルド語が多いので、イタリア人でも外国にいる感覚になるんだとか。
英語はメインの観光地以外ではほぼ使われませんが、ドイツ人観光客が多いためドイツ語を話すスタッフもよく見かけます。
サルデーニャ人の多くがこちらの言いたいことを理解しようと親身になってくれるので、がんばってサルド語の単語を覚えると想像以上に楽しい旅になるかもしれませんよ。
路上で (レンタカー)
島といっても、大きさでいえば四国くらいの「小さな大陸」サルデーニャ。
ローマやミラノのように都内を移動するよりもあちこちへの移動が多くなってしまいます。
しかし、公共の交通機関はごくわずかでタクシーも割高のため、レンタカーを借りることをオススメします。
旅行客がなにより口をそろえて絶賛するのは移動中の景色の美しさ。
目の前に険しい山がたちそびえているけれど奥には青い海が広がっている、というのは典型的なサルデーニャの風景です。
でも運転席に座ってしまうと、それよりも道の険しさや対向車のスピードから目が離せないかもしれません。
特に観光客で人口が膨れる7月8月の運転はものすごいスピードで走る車や、道の真ん中で写真撮影をする車、さらには歩道のない道を歩く旅行者や自転車に注意です。
注意といえば、車道を群れで横断する羊や牛、のんびり歩いている陸ガメにも気をつけて!
グルメ
サルデーニャは海と山のある島。肉や魚、野菜のチョイスはたくさん。
海の幸だと、前菜でイカやいわしなど魚介類の盛り合わせが出てきて、第一皿はからすみのスパゲティ、第二皿は魚のグリルの盛り合わせ。
山の幸では、プロシュート、イノシシのハム、ペコリーノ・サルドの盛り合わせに、ニョケッティ・サルドとよばれるショートパスタ、そして生後数ヶ月の子豚の丸焼き、といったところでしょうか。
さらにサルデーニャ特有のぶどう種のワインが食卓を盛り上げ、食後のコーヒーのお供はセアダス(平たいどら焼きのようなラビオリを揚げたデザート)、そのあともミルトやリモンチェッロを一杯、もう一杯、と延々と続きます...
本土のイタリア人が「サルデーニャ人はよく食べよく飲む」というのも納得ですね。
ちなみにサルデーニャ人はローマ帝国以前から外敵の侵略のせいもあり内陸で文化が発展したため、郷土料理は肉と野菜がメイン。
サルデーニャ各地にアグリツーリズモがあるので、おなかを減らして挑戦してみてください。
そのほかピッツェリアではサルデーニャならでは、からすみのピザが食べれます。
イタリア本土と同じく夕食の時間は遅いため、7時半前はレストランは開いていないこともあります。
バールではスナック以外にも簡単な食事を出すところもあるので軽く食事を済ませたいときにオススメです。
ショッピング
イタリア本土と同じく、午前は1時に閉まり夕方は午後5時ごろから8時まで開いている、というパターンが多いようです。
リゾート町では夏しか開いていないスーパーやお店もありますが、逆に夏の間は夜中まで開けている店もあります。
町のスーパーでも特産品を置いている店は多く、お目当てはサルデーニャ産のチーズ、サラミ、からすみ、お菓子、ワインやリキュールなどなど。
サルデーニャらしいお土産をお探しなら、伝統的な生地の織物でできたクッションカバーや小物入れなど、アクセサリーでは民族衣装や伝統的な飾りのアクセントをあしらったものや、サンゴを使ったものがオススメです。
現在も多くのサルデーニャ人男性が常に身に着けているのがナイフ。
身を守るものではなく山に行った時に枝を切る、魚釣りの糸を切る、食事中にチーズを切る、など日常的なことで使われます。
そのため贈りものとしてのナイフもシンプルなものですがいろんなデザインがあります。
飲料水
飲料水は水道水ではなくミネラルウォーターをオススメします。
ガルーラ地方にもおいしい天然水があり、地元のミネラルウォーターはスーパーなどでも気軽に買えます。
以下はガルーラ産のミネラルウォーター
Acqua Smeraldina
Acqua San Martino
Acqua San Pantaleo
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